野宮あん、廃業寸前の病院に一人残された看護研修生がスタッフは院長だけという密室で逃げ場をなくしメス堕ちするまで



廃業する病院に派遣された研修生~明るく元気な研修生がメス堕ちするまで~ 野宮あん
夢を胸に白衣を着たその日、配属先はもう終わりかけていた
看護師になる夢だけを支えに専門学校に通い、ついに迎えた実習初日にピンクの制服を着て現れた野宮あんは、黒髪ぱっつんの前髪の下に屈託のない笑顔を持つ小柄な娘だった。
しかし配属された病院はすでに廃業が決まっており、スタッフは院長一人、残るのは退院待ちの入院患者だけという異様な環境だった。
書類を胸に抱えてナースキャップをかぶり、それでも懸命に仕事を覚えようとするあんの姿が映るほど、その場所の閉鎖的な空気は重く漂い、どこにも逃げ場のない状況が静かに形成されていく。












優しさにつけ込まれた白衣の隙間で、あんは別の顔を覚えた
泣き崩れるあんの頭を抱え込むように引き寄せる院長の手が、慰めと支配の境界線を曖昧にしていく。
処置台に横たわらされた細い体に白衣の影が覆い被さり、ピンクの制服が乱れるたびに明るかった表情が別のものに塗り替えられていった。
入院患者の前では懸命に笑顔を作りながら、カーテンの陰で指を絡められ、夢のために耐えようとするほど体は正直に反応してしまう。
廃業を待つだけの病院の中で、あんの中の何かが静かに終わり、また別の何かが始まっていた。

