平野、嫌味な同僚が女性向け風俗のNo.1セラピストで予約困難な性感マッサージに溺れてズルズルとカラダを委ねてしまうまで
宮城りえ(みやぎりえ)の75分作品です。



カラダ委ねて。
気晴らしのつもりが、まさかの同僚との密室だった
恋愛も仕事もうまくいかず鬱屈した日々を送っていた平野が、友人からもらったマッサージ無料券を気晴らし程度のつもりで使いに行ったその部屋に現れたのは、職場でいつも嫌味をぶつけてくる同僚の為島だった。
女性向け風俗の性感マッサージ、しかも現在No.1で予約困難なセラピストが、よりによってあの男だったという事実に頭が真っ白になる。
ショートボブに整った顔立ち、白いトップスとラベンダーのスカートという普段着姿の平野が、ホテルの一室でこわばったまま向かい合うあの気まずさが、すべての始まりだった。

















帰れなかった、もう一度来てしまった、カラダが正直に答えを出していた
嫌いなはずの相手に触れられるのは嫌だと思っていた、それなのに為島の手が背中に触れた瞬間から口から漏れる息の質が変わってしまった。
予約困難と言われるだけの技術が、鬱屈したカラダに積もったものを一枚ずつはがしていくように快感に変えていく。
気まずさも嫌悪感も言い訳として成立しなくなっていくほど、平野のカラダは正直だった。
一度目は帰れなくて、二度目はまた来てしまって、そのたびに为島の前でだらしなく乱れていく自分がいる。
嫌いな男に委ねることしかできなくなっていく感覚が、この部屋にまた戻ってしまう理由だった。

