小池絵美子(こいけえみこ)が出演した「新近親遊戯 続・蔵の中の私」シリーズの90分作品です。



【AIリマスター版】新近親遊戯 続・蔵の中の私 <拾六> 小池絵美子
眼鏡をかけた着物の母が、蔵の暗がりで別の顔を持っていた
代々続く質屋の帳場に座り、細縁の眼鏡をかけて台帳を繰る小池絵美子の横顔には、夫を失ってからの年月が刻まれていた。
着物をきっちりと着込み、髪を後ろに束ねた清潔な首筋、昼間の彼女は近寄りがたいほどの凛とした空気をまとっていた。
その母が深夜、古い蔵の中にひとりでいるのを偶然に見てしまった息子が、薄暗がりの中で目の当たりにしたのは、厳しく口を結んだあの顔からはまるで想像がつかない、もうひとりの母の姿だった。
体が震えた、という言葉の意味が、画面を通してじわじわと伝わってくる。

















着物が解かれ、白い肌があらわになった蔵の夜
眼鏡を外した小池絵美子の顔は驚くほど柔らかく、薄い胸元をあらわにされながら首筋に手を添えられると唇が自然と開いていく。
帳場で背筋を伸ばして座っていたあの体が、布団の上で力を失い、手を握られたまま腰を揺すられてついに声を殺せなくなる。
质屋という家の重さを一身に背負ってきた女が、蔵の闇の中でだけ許していた柔らかさ、それが息子に見つかった夜から歯止めが利かなくなる。
白い肌に汗が滲み、乱れた黒髪が布団に広がるとき、厳格な母という像は完全に崩れ落ちた。















































































































